05566-190715 もしSIGMA「dp2 Quattro」を「fp + 45mm F2.8」に替えると
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7月11日にSIGMAの山木社長はプレゼンの中で、フルサイズのFoveonセンサーの開発が進んでいるとおっしゃっています。ベイヤーセンサー機である「SIGMA fp」をSIGMAが発表し、shio.iconが喜んでいるためか、一部にFoveonセンサーの今後をご心配されている方がいるようですが、心配無用。SIGMAはちゃんとFoveon機も開発中です。
Foveon X3 1:1:1
36mm × 24mm
5,520 × 3,680 × 3 = 6,094万画素
その絵を早く見たい!! そのカメラで早く撮影したい!!
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さて、そのプレゼンで発表されたのは、Lマウント/Eマウントレンズ3本、EF-Mマウントレンズ3本、ビンテージルックシネレンズ「Classic Art Prime」、そして「One More Thing....」として「SIGMA fp」。
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table:SIGMA dp シリーズとfp、45mm F2.8の諸元
fp 45mm F2.8 fp+45mmF2.8 dp2 Quattro DP2 Merrill DP2
焦点距離 (mm) 45 45 30 30 24.2
換算 (mm) 45 45 45 45 41
F値 F2.8〜22 F2.8〜22 F2.8〜16 F2.8～16
絞り羽枚数 (枚) 7（円形絞り） 7（円形絞り） 9 9
レンズ構成枚数 7群8枚 7群8枚 6群8枚 6群8枚 6群7枚
最短撮影距離 (cm) 24 24 28 28 28
最大撮影倍率 1：4 1：4 1：7.6 1：7.6
幅(レンズは最大径) (mm) 112.6 64 112.6 161.4 121.5 113.3
高さ (mm) 69.9 69.9 67 66.7 59.5
奥行 (mm) 45.3 46.2 91.5 81.6 59.2 56.1
質量(電池, カード除く) (g) 370 215 585 410 355 260
質量(SDカード, バッテリー込) 422g 637g 462g
初代「DP2」と比べると、fpの方が幅は0.7mm短く、高さは9.6mm長い。
「DP2 Merrill」との比較では、fpの方が幅は8.9mm短く、高さは3.2mm高いだけ。ほとんど同じような形状とサイズ感。フルサイズ化したのにfpの方が幅が小さいのは驚愕です。
レンズを含んだ奥行きは、DP2が56.1mm、DP2 Merrillが59.2mm、dp2 Quattroが81.6mmに対して、SIGMA fp + 45mmは91.5mm。
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fp + 45mm F2.8でこう変わる。
円形絞り!! 当然、描写がより美しく、ボケがより柔らかくなる。そもそもフルサイズ用に新開発されたレンズであり、球面収差をコントロールしてボケを美しさを追求したそうなのでその描写力に期待大。
寄れる!! 最短撮影距離が4cm短くなる。カメラ・レンズにおいて「寄れる」のは無上の価値。
最大撮影倍率が0.25倍まで大きくなる!! 「寄れる」ということは大きく写せるということ。
F22まで絞れる!! shio.iconは「レンズ開放同盟」なので、そんなに絞らないけど。
幅が5cm近く短くなる!! バッグの中で収まりがよくなる。取り回しが楽になる。
重量差はたった123g。素晴らしい。
Foveonセンサーではない^^ fpはFoveonではないけど、世界最小最軽量なフルサイズ一眼としての価値は大きい。もし近い将来、fpにFoveonセンサーが搭載されたら、世界一すばらしいカメラ。
fpな妄想は続きます。
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